飲み会での雑感
- yumikacang
- 9月10日
- 読了時間: 2分
某日、夜遅くに友人からLINEが入った。
「明日、夜、暇?」
コロナ禍を境に私の周りでは突然の飲み会は激減した。
流行が落ち着いても飲み会の回数は戻ってこなかった。
それぞれ別の楽しみ事を見つけてしまったのだ。
今、勤めている会社では「帰りに一杯!」の習慣が無い。
会社の人同士の付き合いは非常に淡白で
集まりといえば全体の忘年会的なのが
年に2度程あるだけ。(もちろん一次会で解散)
しがらみがなくて楽というか今時というか。
若い頃勤めていた会社は、毎日が飲み会だったが。。
女友達の集まりは、家族の都合やらなんやらを調整する必要がある。
ご飯を食べに行くのも、飲みに行くのも
前もって計画をきちんと立てて、の事が多い。
場所も吟味するし、なんなら美容院だネイルだと準備がいる。
突然は少ない。
次の日、みんなキッチリと都合をつけて集まった。
遥か遠い昔の大学生の頃の友人達。
ラインやFacebookなどで連絡は取れたりするが
実際会うことは少ない。
あまりもきっちり集まったので声をかけた本人が一番驚いていた。
この晩は特別なトピックがあったわけではなく
「家族が留守なので、一人で飯食うのも寂しいので。。。ちょっと。」とのことだ。
声をかけてくれてありがとう。
あとは喋り倒し。
呑む呑む。
学生の頃の友人は、「小っ恥ずかしい」思い出を知っている。
なので、今更なんの遠慮もない。
ネイルを綺麗に仕上げていなくても、
会社帰りで多少化粧が剥がれていても気にならない。
男子(笑)も女子(笑)の帰りの時間なんか
いちいち気になどしない。
どの酒から飲むかなんて、そんなの自由である。
マウントをとる必要もなく
駆け引きも必要なく
ただ喋って呑むだけ
当然、こんなに長く生きてきたのだもの
大変な事だってたくさんある
大ピンチな出来事なんて山ほどあったろう
でも、彼らは時間をかけて咀嚼し、
決着を付け、ずんずんと進んで行き、
全てを「大爆笑案件」として
ドッカン、ドッカンと笑いをとる。
たくましい愛すべき友人たちだ。
またね♡

人生も終わりの頃になってくると
「またね」や「今度ね」はやってこない場合がある。
老いは時々、とても悲しい出来事が起きる。
「会えるうちに会っておく」がそのうち合言葉になっていくだろう。
