神奈川県立近代美術館 上田義彦 展
- yumikacang
- 9月15日
- 読了時間: 2分
夏が終わる。
三連休の初めの日、気温が少し下がるというので
葉山にある神奈川県立美術館(葉山館)へ。
我が家からは少し遠い。
東京駅から逗子まで出て、そこから海岸周りの
バスに乗っていく。
東京は薄曇りだったが、着く頃には土砂降りとなった。

神奈川県立美術館は館好きの私の中でも
とっても好きに分類される。
目の前に一色海岸の穏やかな海が広がる。
同じ神奈川県にある横須賀美術館と甲乙付け難い。
大きな写真展を目的にここまで来たのは
アレック・ソス展以来だろうか?
美術館の周りも散策したかったので
雨雲が通り過ぎるのを待つために早めのお昼を。
開店と同時に入ったので、待たずに席に座れた。
室内は8卓だけで、半分は予約席となっていた
待つのが嫌な人は予約必須だろう。
あっという間に埋まってしまって生憎の雨なのに待ち客も並んだ。
京急がやっている「葉山女子旅きっぷ」のお客さんが多いようだ。
レストラン オランジュブルー
穏やかな海と、雨で湿気を帯びた緑を見ながら


この展示は館内撮影禁止。
オープニングビデオからしてよかった。
たいそうな点数が展示されている上に、
その日の日付のチケットで出入りができるし、
私の訪れた日が、たまたま関連企画の
映画「椿の庭」が入場チケットで観ることができた。
私はDVDを持っているので、作品鑑賞重視。
天気が良ければ美術館と海と一日楽しめる美術館である。
なんとか雨が上がって薄日がさしてきた。
夏が終わった海は少しさみしかった。


写真展の展示点数がとても多くて消化しきれず
手持ちの写真集とダブルな・・・と思ったが
図録を買って帰った。
漬物石の様に重い大変立派な図録だ。

展示と図録では、大きさの違いもあるが
随分印象が違った。
