ライカを黒くする理由
更新日:3 日前
置き場所問題が発生している。
写真関係の物が増え過ぎた。
私はカメラもレンズも数は少ない。
でも紙類が。。。プリント(デジタルですが...)をリビングでやっているので
始めると部屋がしょうもないことになる。
いよいよ大掛かりに何とかしなければならない。
クローゼットや本棚を覗いてみる。
息子たちが置いていったワンピースやらナルトやら処分しても
いいだろか?
本棚の中から一冊。
この本は処分しない。
初版本として買ってから、引っ越したり、引っ越したり
結婚したり、引っ越したりしても手元に置いてある。

私がカメラの「ライカ」を始めって知った本だ。
それはカメラに興味があったからとか、
写真が好きだからとか、その様な理由からではない。
この本が初版で出版された頃は
日本ではベトナム戦争関係の映画がとても流行っていて
『ランボー/怒りの脱出』とか『プラトーン』とか
少し前だと『地獄の黙示録』などを
今のようにNetflixもAmazonプライムもないので
当たり前のように映画館に行って観ていた。

そんな時代の背景があって出版された本だったのかもしれない。
ピューリッツァー賞(写真部門)を受賞した
報道写真家の沢田教一さんの話だ。
戦場でライカのカメラが活躍するが、
報道カメラマンはみんなカメラに光が当たると狙撃の対象になるので
黒いテープでライカをグルグル巻きにするのだ。
カメラにも写真にも全く興味がなかった頃の私が
この行為だけが強く印象に残り、
もしカメラを買う事があれば黒いカメラを買おうと心に誓ったのだ。
巡り巡って、今、手元には黒いライカがある。
写真歴は浅いかもしれないが、思い?は長いこと育てていた?
インドネシアで写真を撮る時は、スリ防止のため
赤いマークを黒のテープで隠している^^

この本は時々思い出した様に読んでいて、
開いてみたら、2017年に高島屋で開催された写真展のチケットが挟まっていた。
そして、写真を始めて最初に行った写真展だ。
個展のプリントもしなくてはならないし、
置き場所問題も解決しなくてはならないし、
来週は泊まり客があるので掃除もしなくちゃならないのに
本棚を覗いたばかりに読書を始めてしまった。。。
まあ、、、お決まりの逃避です。笑
余談だが、あの頃の映画で一番心に残っている映画が
「キリングフィールド」で
最後にジョン・レノンの「イマジン(Imagine)」が流れる。
思い出しただけでも鳥肌が立ってしまう。
映画の中で、カンボジア人の助手を国境の外に逃すため
パスポートの写真をホテルのバスルームで残った少しの液で
現像するのだけれど、現像液も定着液も古く
浮き出た画像が消えてしまうと言うシーンがあった。
撮ったフイルムは町のDPE屋さんに出すのが普通だった私が
始めて現像の仕組みを知った瞬間だった。
さて、このへんにして動かなければ。。。。
















