Indonesiaへの旅(55) Ambarawa .3
- yumikacang

- 2023年6月23日
- 読了時間: 2分
「Benteng Fort Willem I .2」2023.6.23(金曜日)
そのibuは、突然暗闇から現れた。
「20Kルピア(180円くらい)払ってくれないか?」と言う。
目を凝らして見ると、奥に布が貼ってあり
その更に奥に、生活の場が見える。
ここに住んでるらしい。
思えば、パラボナアンテナも建っているし
中庭の隅に鶏がケコケコ歩いていた。
合法か違法かわからないが(わからない事が多い。笑)
ここで、商売をしているのは間違いない。
今日の客はもう終わりだろうと戻ったところに
私が現れたのだろう。
20kルピアが高いのか安いのは微妙な値段だが
駐車代も払っていないのでここは、気持ちよく払う。
(インドネシアでは、車を止めると必ず駐車代を
取る人が現れる。20円〜30円ぐらい)
でも、ここはしっかり
「払うけど、2階に行ってもいいか?」と、尋ねた。
危険なので上の階には上がってはならないと言う
看板がそこ、ここにあったが、上がりたい。
「Bisa」(いいよ)と、一言返ってきた。
別途料金は請求されなかった。
さあ、上がってみよう。

建物は湿気っていて全体が苔むしている。

まんま、刑務所だ。


油断すると、どこか違う世界に送られてしまいそうだ。

ibuがちゃんと管理しているのだろうか?
廊下も壁も今にも崩れ落ちそうではあるが
ありがちな落書きや、ゴミ溜まりはない
これまで廃墟にはあまり興味はなく
そちらかといえば工場萌えだったが、ここはちょっと震えた。

崩れそうな階段を刺激しないようにそっと降りたところで
ドライバーさんと鉢合わせして、二人で悲鳴をあげた。
1時間で戻るといった私が、1時間を過ぎても戻らないので
心配して意を決して探しにきたそうだ。
1時間で戻るって言ったじゃないか!!って何度も文句を言われた。
よっぽど怖かったのだろう。
そんなに時間が過ぎてしまっていたとは。
本の2.30分位だろうと思っていた。
本当にどこか異世界に行っていたのかも。
陽が傾き始め、建物全体がトーンを落とし暗く感じた。


先は、現在の刑務所となり近代的なゲートとなる。
ここから先は行かれない。
目的地のスマランに着く頃は、夜になってしまうかな。













