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Indonesia 旅ログ33 (Jawa:2023)

執筆者の写真: yumikacangyumikacang

「Kota Gedeで過ごす 10」 2023.6.19(月曜日)


私がこのに惹かれる理由がこれです。


トコトコと町を歩いていると前からバイクが一台やってきました。

私の前で急停止!!



偶然が普通に起きる町です^^


「Selamat siang!!」私が元気に挨拶すると

ノノさんは、「ちょっと待って!!鍵とって来るからちょっと待ってて!!」

と、去っていきました。


Omah Indische (Rumah Pocong Sumi)」の管理をしている

ノノさんが鍵を持って戻ってきました^^



ドアを開けて、続いて窓を開けていくノノさんの所作は

何かの儀式の様です。


「このオランダ時代の歴史的建造物は、

かつてインドネシアの初代宗教大臣 (メナグ) である

モハマド ラスジディの邸宅でした。時が経つにつれて、

このヨーロッパ風建築の家は恐ろしい「幽霊屋敷」として

世間に知られるようになりました。」と、インドネシアの

情報記事にありました。


YouTubeなどで肝試しなどの大騒ぎ動画が出回ってしまったので

今は、ノノさんに連絡を取れる人だけが

注意事項を守って中が見れるようにしているみたいです。


正面のドアから順番に屋敷内へ入ります。

ここは写真撮影をしてもいい部屋です。




門を開けていたので、ノノさんの知り合いの親娘が入ってきました。

一緒に屋敷の中を見学することに


左側の部屋は、写真を撮ってはいけないそうです。

部屋に住んでいる霊が怒ってしまうそうです。

カメラや携帯は外に置いて、一人ずつ中に入ります。

鍵は自分で開けます。

前回は、初めてきた場所でここが何だかも分からなかったので

入るのをお断りした部屋です。

でも、今日は人数が増えましたので、勇気を持って入りました。

中は、ノノさんが開けた外窓から微かに入る光に浮かび上がる

古いベッドが置いてありました。


「お化け屋敷」と言われているけれど

最初に来た時から、もっと精神的な神聖な場所に感じていました。


どうやらその様です。

この部屋に住む霊と心を通わせることができる様です。

私とお母さんはわかりませんでしたが

若いお嬢さんは、ポロポロと涙をこぼし始めました。


ノノさんは、お嬢さんを座らせ

随分と長い間、話を聞かせていました。


お母さんが、写真を撮って送ってくれました。

ありがとうございます^^




















お嬢さんが少し落ち着いたところで

みんなが、ふと屋敷の方を見ました。

屋敷の中から、ほのかにジャスミンの花の香りがしてきました。

ノノさんは、静かに頷いていました。

女の人の歌うような高い声が聞こえたと思ったところで

ノノさんは再び何かの儀式の様に丁寧に窓を閉じて行きました。



この後は、不思議な空気感のも消え

学校帰りのノノさんの小学生のお孫ちゃんも加わり

一緒に楽しくお喋りをして解散となりました。


皆さんありがとうございました^^

私は、この町も、この町の人も大好きです。








































↑最後の3枚は前回訪れた時の写真^^





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