先日、東京駅の中にある
”東京ステーションギャラリー”で
安井仲治 ---僕の大切な写真---
生誕120年の写真展を見てきました。

38歳という短命、そして戦争。
でも、写真家の生き生きとした被写体への気持ちが現れる
オリジナルプリントがたくさん展示されていました。
よく残されていたなあと思います。
デジタルプリントもオリジナルのヴィンテージプリントに添ったもので
展示全体から写真家の世界観がわかる写真展でした。
要所要所に、フィルムからのコンタクトプリントが展示せれていて
どの群れの中から、その一点が選ばれたのか
フィルムからどのようにプリントをしていったかが解り
面白かったです。
画素数が増えれば増えるほど、プリントは綺麗になっていくけれど
なんだか写真ではなく映像をプリントしているような感じに
違和感を覚えていた昨今、ちゃんと写真を見た満足感がある
写真展でした。

(館内は撮影禁止です)
時間をかけてゆっくり見ましたが
もう一度行きたい写真展です。
会期が4/14日までなので、行かれるかあやしい感じですので
図録を買って帰りました。
ハードカバーの立派な図録でした^^

東京ステーションギャラリーは、東京駅の丸の内側の改札から
徒歩10歩程で行かれるので
今日みたいな雨の日はいいですね^^
館内には東京駅に使われている赤レンガをいかした造りになっていて
雰囲気もいいです。
