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写真展を終えての雑感

執筆者の写真: yumikacangyumikacang

写真展が終わった。

たくさんの人に写真を見ていただき

たくさんの話をする事ができ

とても幸せな時間だった。

もう、これは感謝でしかない。


今はすでに何事もなかった様に、仕事と家事に追われる日常を過ごしている。

頂いたお花も、水切りをして、なんとか少し残っているばかり。


いくつかの新しく始めたい事の予定を入れ、

インドネシア語の勉強を再開して

インドネシア行きの計画を思案して

お礼状を書いたり

父の命日が来るなあと、カレンダーをめくったり

ザ・日常である。


そして、私はまた隙間時間を見つけ、淡々と写真を撮りに行くのだろう。


写真展を終えた今、こっそり思うことは(ここから小声、超小声ね)

「あれは私の生前葬でもあった。」だ。。。


以前から、私が死んだらお葬式を出すのではなくて

何処かで小さく「さよなら写真展」を開いてもらおうと思っていた。

お葬式をするより絶対に安く済む。

小さな写真展を息子ズに動画配信でもしてもらえばいいか、などなど。


例えば私が平均寿命まで生きたとしよう

その時には、そこそこの数の友人は、あの世の住人だろうし(ごめん)

ヨボヨボで人の葬式など行かれないかもしれないし(ごめん)


ところが、今回の写真展の2週間で、

最期に会っておきたい人には、だいたい会えてしまった。

いいお酒も飲めた。


写真を撮っていることを

このタイミングで周りにカミングアウトをしたので

珍しがって集まってくれたのだ。(ありがとう)


写真展に来れなかった友人とも密な連絡が取れた

横の繋がりが途切れてしまった友人同士も連絡が取れた様だ


次は、いつ会えるだろう?会えるだろうか?

元気でいてね!

体に気をつけて!(←若干涙目。。。)

などと、今生の別れの様な挨拶を交わしたせいだ

みんなにも小声で言われた。

「まるで、生前葬じゃん。。」て。


なるほど。。。

私は超理想の生前葬を体験してしまった様だ。


いやいや、

いやいや、

そんな事言ってないで

また、写真展ができる様に精進しよう!


幸せな時間をくださった皆様に感謝致します。







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